LINE WORKSで既存のトークルームに通知を送る方法
既存のトークルームに通知を送りたい
LINE WORKSで、トークルームに来客通知を送る場合には、RECEPTIONIST管理画面・チャット設定画面より、新規にトークルームを作成して、そのルームIDを利用して来客通知を送る方法を推奨しております。
しかし、既に社内でトークルームをグループ毎などで作成しており、既存のトークルームでRECEPTIONISTの来客通知を受け取る方が、効率よく運用できる場合もあるかと思います。
そのような場合には、以下の設定により、既存のトークルームに来客通知を送ることができます。
通知先のトークルーム
※通常は「ルームIDを作成する」ボタンより、新規作成したトークルームに来客通知を送る方法を推奨しています。
詳しくは、来客通知用トークルームの作成と設定をご覧くださいませ。
既存のトークルームに来客通知を送る
LINE WORKS上にすでにあるトークルームに来客通知を送ることも可能です。
注意事項
以下の設定方法は、非公式の手順となっております。そのため、既存のトークルームIDが確認できず設定が進められなくなる場合もありますので、特殊な操作方法として予めご留意ください。
設定方法
Check こちらの設定に進む前に、必ず チャット設定【LINE WORKS】の2-5(10)までの設定が正常に完了していることを確認してください。指定したユーザー宛にテスト通知が届かない状態ですと、正常にトークルームが設定できませんので、ご注意ください。
既存トークルームのルームIDを確認する
Botをトークルームに招待可能にする
Botを招待リストに公開する
既存のトークルームにBotを招待する
RECEPTIONIST管理画面の設定
既存トークルームのルームIDを確認する
ブラウザ版LINE WORKSを、Chromeブラウザで開きます。
Check Chrome以外のブラウザでは操作方法が異なりますので、必ずChromeで操作してください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )
LINE WORKS上で、来客通知を送りたい既存トークルームを選択します。
Tips 既に既存トークルームを選択中の場合は、他のトークルームを選択している状態から、来客通知を送りたい既存トークルームを選択し直してください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
選択すると、デベロッパーツールのConsole上に、操作コードが表示されますので、その中に表示されている『channelNo』の値をコピーし、メモ帳などに保存して下さい。
トークルーム名と同じ行に表示されている『channelNo』が、該当する値となります。
(この後、RECEPTIONIST管理画面の設定でルームIDに登録する必要がある情報です。)
Tips 画像例(『channelNo』の値:11366830)
( 画像をクリックすると拡大表示します )
『channelNo』が確認できない場合
うまく『channelNo』が確認できない場合には、検索キーワードを『既存トークルーム名(例:総務部ルーム)』に変えて、再度来客通知を送りたい既存トークルームを選択して確認してみてください。

デベロッパーツールの操作は以上です。
デベロッパーツール内の右上×ボタンを押して、デベロッパーツールを閉じてください。
Botをトークルームに招待可能にする
LINE WORKS管理者にて、以下のDeveloper Consoleを開きます。
以下のボタンからアクセスできます。
※開かない場合は下記のURLにアクセスしてください
https://developers.worksmobile.com/jp/console/openapi/main

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )
Developer Consoleの操作は以上です。
Botを招待リストに公開する
LINE WORKS管理者にて、LINE WORKSを開きます。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
上部メニューのアイコンより「サービス」をクリックし、左側メニューより「Bot」を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
「RECEPTIONIST」のBotをクリックします。
( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )
これで、「RECEPTIONIST」のBotを既存トークルームに招待する準備が整いました!
早速、Botを既存トークルームに招待しましょう。
既存のトークルームにBotを招待する
Check PCアプリ版LINE WORKSでは正常に操作できない場合がありますので、ブラウザ版LINE WORKSから行ってください。
LINE WORKSのトーク画面で、該当トークルームを選択します。右上に表示された「・・・」をクリックして『招待』を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
先ほど設定を変更していただいた「RECEPTIONIST」のBotが表示されているはずですので、そのBotの左側にあるチェックボックスにチェックをつけて、『招待』ボタンを押下して追加します。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
既存トークルームに、「RECEPTIONIST」のBotが追加されたことを確認します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
既存のトークルームにBotを招待する作業は、以上です。
最後に、RECEPTIONIST管理画面の設定を行います。
RECEPTIONIST管理画面の設定

( 画像をクリックすると拡大表示します )
LINE WORKSのチャット設定画面で、既存トークルームのルームIDを設定します。
Checkトークルームの基本通知先(宛先が指定されなかったメッセージのトークルーム通知先)となります。宛先担当者のLINE WORKSルームIDが指定されていない場合などもこちらに通知が来ますので、ご注意ください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
通知テストをしてみましょう。

上記チャット設定画面で指定したユーザーと、既存トークルーム宛に、RECEPTIONISTのBotから「テスト通知」が届けば、設定は正常に完了です。
▼ユーザー宛のテスト通知
▼既存トークルーム宛のテスト通知
Tips トークルームが指定されている場合は、指定されているユーザーとトークルームへそれぞれ通知が届きます。(実際の来客通知でも同様です。)
お疲れ様でした! これで設定は全て完了です。
念のためiPadからもテスト受付を行い、
既存トークルームに通知が届きましたら、無事に設定完了です。