2-5. チャット設定【LINE WORKS(API1.0)】※旧連携方法
注意事項
LINE WORKS API1.0の提供が2023年4月30日をもって終了いたします。
2023年5月1日よりこちらの【LINE WORKS(API1.0)】の連携方法では来客通知ができなくなりますので、新たにチャット設定される場合は、『2-5. チャット設定【LINE WORKS(API2.0)】』の手順でご設定ください。
(既にチャット設定済みの場合も、API2.0のチャット設定で再設定が必要です。)
事前準備
・RECEPTIONISTの管理者アカウント
・LINE WORKSの管理者アカウント
CheckLINE WORKSのフリープランでも連携可能です。
もくじ
LINE WORKSの連携設定 【約5分】
RECEPTIONIST管理画面の設定 【約5分】
Botの設定 【約2分】
来客通知用トークルームの作成とBotを招待 【約2分】
トークルームのルームIDを確認 【約2分】
RECEPTIONIST管理画面にルームIDを設定 【約2分】
トークルームにメンバーを追加する方法
テスト通知がエラーになったとき
来客通知がプッシュ通知されないとき
このチャット設定ではLINE WORKS側の必要情報を準備し、RECEPTIONISTに登録する作業を行います。
早速、はじめていきましょう!
TipsLINE WORKSへの通知は、トークグループ宛の通知と設定したユーザーID宛のDM通知でのお知らせとなります。
LINE WORKSの連携設定 【約5分】
2-5(1)
LINE WORKS管理者にて、以下のDeveloper Consoleを開きます。
以下のボタンからアクセスできます。
※開かない場合は下記のURLにアクセスしてください
https://developers.worksmobile.com/jp/console/openapi/main
2-5(2)
『API ID』の項目で「発行」ボタンをクリックします。
Tips 既に発行済みでIDが表示されている場合には、そのまま後続の設定にお進みください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
2-5(3)
『API ID』の項目にIDが表示されますので、右の『コピー』をクリックして情報をコピーし、メモ帳などに保存して下さい。
(この後、2-5(9)の設定でRECEPTIONISTに登録する必要がある情報です。)
2-5(4)
『Server API Consumer Key』の項目で「発行」ボタンをクリックします。
Check『Service API Consumer Key』ではなく、『Server API Consumer Key』です。
紛らわしいので、ご注意くださいませ。
Tips 既に発行済みでKeyが表示されている場合には、そのまま後続の設定にお進みください。
すべての項目にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリックします。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
Tips 「Tokenの有効期間」は90日を推奨しております。Token(RECEPTIONISTの来客通知)を使用するたびに有効期間は延長されますが、有効期間が切れてしまう恐れがある場合は、有効期間を伸ばしてください。
Item Name | Detail |
① Tokenの有効期間 | 90日 にチェックを入れてください。 |
② Tokenの自動延長 | はい にチェックを入れてください。 |
入力後に「保存」をクリックします。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
2-5(5)
『Server API Consumer Key』の項目にkeyが表示されますので、下の『コピー』をクリックして情報をコピーし、メモ帳などに保存して下さい。
(この後、2-5(9)の設定でRECEPTIONISTに登録する必要がある情報です。)
2-5(6)
画面を下に進み、『Server List(固定IPタイプ)』の項目内にある『追加』をクリックします。
入力画面が表示されますので、必要項目を入力します。
Item Name | Detail |
① サーバー名 | 『RECEPTIONIST』等の任意の文字列を入力してください。 |
② Keyの選択 | 2-5(5) で登録されたKeyをプルダウンから選択してください。 |
② IP | 「13.115.181.254」 を入力してください。 |
上記の3つの項目を入力後、IP欄右にある「発行」をクリックします。

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2-5(7)
画面下のTokenエリアにToken文字列が表示されますので、右の『コピー』をクリックして情報をコピーし、メモ帳などに保存して下さい。
その後、中央の『同意して利用する』をクリックして画面を保存し、閉じます。
(この後、2-5(9)の設定でRECEPTIONISTに登録する必要がある情報です。)
RECEPTIONIST管理画面の設定 【約5分】
2-5(8)
次に、上記のDeveloper Console画面を開いた状態にして、RECEPTIONIST管理画面・チャット設定画面を開き、LINE WORKS行右端の『・・・』をクリックします。
2-5(9)
以下の必須項目をDeveloper Console画面のそれぞれからコピー・入力し、最後に「設定を保存」をクリックします。
Item Name | Detail |
① このチャットアプリケーションを使用する | チェックを入れてください。 |
② Token | 上記、2-5(7) でコピーした『Server List(固定IPタイプ)』項目のトークンを貼り付けます。 |
③ API ID | 上記、2-5(3) でコピーした『API ID』項目のIDを貼り付けます。 |
④ Server API Consumer Key | 上記、2-5(5) でコピーした『Server API Consumer Key』項目のKeyを貼り付けます。 Check『Service API Consumer Key』ではなく、『Server API Consumer Key』です。 紛らわしいので、ご注意くださいませ。 |
⑤ グループまたはドメイン名 | LINE WORKSにログインする際のアカウント(例:hogehoge@testtest)の@以降の文字列(例:testtest)を入力します。 |
⑥ ユーザーID | LINE WORKSにログインする際のアカウント(例:hogehoge@testtest)の@以前の文字列(例:hogehoge)を入力します。こちらが基本通知先(宛先が指定されなかったメッセージの通知先)となります。 Check宛先担当者のLINE WORKSユーザーIDが正しく指定されていない場合などもこちらに通知が来ますので、ご注意ください。 |
⑦ Domain ID | Developer Console画面から、左側にあるConsoleメニュー下部にある『Domain ID :』情報の数値をコピーして貼り付けます。 ![]() |
⑧ 基本通知先ルームID |
2-5(16)で設定を行いますので、今回の手順では未入力のままにしておいてください。 Checkトークルームの基本通知先(宛先が指定されなかったメッセージのトークルーム通知先)となります。宛先担当者のLINE WORKSルームIDが指定されていない場合などもこちらに通知が来ますので、ご注意ください。 |

2-5(10)
通知テストをしてみましょう。

ご参考:テスト通知がエラーになったとき

お疲れ様でした! これでRECEPTIONIST管理画面の設定は完了です。
続いて、トークルームを利用して通知をする場合は、次の手順に進んでください。
Botの設定【約2分】
ここではトークルーム宛に通知が届くように設定を行います。
この設定を行うことで担当者宛のDM(ダイレクトメッセージ)だけでなく、グループ宛に通知を行えるため、ビジネスチャット上でコミュニケーションしながらお客様の対応が行えるようになります。
Check こちらの設定前に、必ず2-5(10)までの設定が正常に完了していることを確認してください。
2-5(11)
LINE WORKS管理者にて、Developer Console(https://developers.worksmobile.com/jp/console/openapi/main)を開きます。
左側メニューの「Bot」>Bot一覧で「RECEPTIONIST」を選択>「修正」>「トークルームへの招待」で 「複数人のトークルームに招待可」にチェック>「保存」をしてください。
2-5(12)
LINE WORKS管理者にて、LINE WORKSを開きます。

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上部メニューのアイコンより「サービス」をクリックし、左側メニューより「Bot」を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
「RECEPTIONIST」のBotをクリックします。
( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )
これで、「RECEPTIONIST」のBotをトークルームに招待する準備が整いました!
早速、Botをトークルームに招待しましょう。
来客通知用トークルームの作成とBotを招待【約2分】
2-5(13)
LINEWORKS左上の「トークルームを作成」をクリック、「メンバーを選択」で2名以上選択し、「OK」をクリックし、通知用のトークルームを作成。
Checkご自身以外にトークルームに参加するメンバーがいない場合は、「メンバーを選択」で自分と次の2-5(14)でトークルームに追加予定の「RECEPTIONIST」のBotを選択してください。
Check既存のトークルームに通知する場合は、トークルームの作成は不要です。
2-5(14)
通知先のトークルームにBotを追加します。
Check PCアプリ版LINE WORKSでは正常に操作できない場合がありますので、ブラウザ版LINE WORKSから行ってください。
LINE WORKSのトーク画面で、該当トークルームを選択します。右上に表示された「・・・」をクリックして『招待』を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
「RECEPTIONIST」のBotにチェックをつけて、「招待」をクリックします。
CheckBotが表示されない場合は、『Botの設定』が正しく設定されているかご確認ください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
トークルームに、「RECEPTIONIST」のBotが追加されたことを確認します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
トークルームのルームIDを確認【約2分】
2-5(15)
該当のトークルーム上で、招待したBot宛に以下のメッセージを投稿します。
@追加したBot名 this roomid
追加したBot名が「RECEPTIONIST」のままご利用されている場合には、以下の通りメッセージを投稿してください。
@RECEPTIONIST this roomid
このメッセージをBot宛に投稿することで、自動的にBotがルームIDが返ってきますので、その値をメモして次のSTEPに進んでください。
※画像例(ルームID:90104994)
メッセージを投稿してもBotが反応しない場合は、デベロッパーツールでルームIDを確認
ブラウザ版LINE WORKSを、Chromeブラウザで開きます。
(Chrome以外のブラウザでは操作方法が異なりますので、必ずChromeで操作してください。)
ブラウザ版LINE WORKSを開いて、来客通知を送りたいトークルーム以外を選択してから、以下を操作してください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )
LINE WORKS上で、来客通知を送りたいトークルームを選択します。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
既に来客通知を送りたいトークルームを選択中の場合(トークルームの再選択)
「Network」タブには、操作するたびにログが表示されていきます。
以下の操作を行ってから再度ログをご確認ください。
1、他のトークルームを選択
2、デベロッパーツール内にある「Clear」ボタンを押して、ログをクリア
3、来客通知を送りたいトークルームを選択
来客通知を送りたいトークルームを選択すると、デベロッパーツールのNetworkタブ配下に、ログが表示されます。
その中に表示されている「gquery」を選択します。(「gquery」が表示されない場合は、『トークルームの再選択』をお試しください。)
タブ「Payload」をクリックし、表示された詳細情報の最下部にある「channelNo」がルームIDになりますので、その値をメモしておいてください。
Tips 画像例(『channelNo』の値:85149607)
デベロッパーツールの操作は以上です。
デベロッパーツール内の右上の「×」をクリックして、デベロッパーツールを閉じてください。
RECEPTIONIST管理画面にルームIDを設定【約2分】
2-5(16)

( 画像をクリックすると拡大表示します )
LINE WORKSのチャット設定画面で、入手したトークルームのルームIDを設定します。
Checkトークルームの基本通知先(宛先が指定されなかったメッセージのトークルーム通知先)となります。宛先担当者のLINE WORKSルームIDが指定されていない場合などもこちらに通知が来ますので、ご注意ください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
通知テストをしてみましょう。

上記チャット設定画面で指定したユーザーと、トークルーム宛に、RECEPTIONISTのBotから「テスト通知」が届けば、設定は正常に完了です。
▼ユーザー宛のテスト通知
▼トークルーム宛のテスト通知
Tips トークルームが指定されている場合は、指定されているユーザーとトークルームへそれぞれ通知が届きます。(実際の来客通知でも同様です。)
ご参考:
テスト通知がエラーになったとき
来客通知がプッシュ通知されないとき
Check 「テスト通知」を行わないと、RECEPTIONISTで作成したトークルームがLINE WORKS上に表示されませんので、ご注意ください。
▼ユーザー宛のテスト通知
▼トークルーム宛のテスト通知
Tips トークルームが指定されている場合は、指定されているユーザーとトークルームへそれぞれ通知が届きます。(実際の来客通知でも同様です。)
トークルームにメンバーを追加する方法
Check PCアプリ版LINE WORKSでは正常に操作できない場合がありますので、ブラウザ版LINE WORKSから行ってください。
LINE WORKSのメイン画面で、該当トークルームを選択します。右上に表示された「・・・」をクリックして『招待』を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
「組織図」タブを選択すると、社員一覧が表示されます。
該当社員の左側にあるチェックボックスにチェックをつけて、『招待』ボタンを押下することで追加することができます。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
お疲れ様でした! これでチャット設定は完了です。
テスト通知がエラーになったとき
「テスト通知」をクリックした際にエラーが表示される場合は、まずは以下をご確認くださいませ。
Check チャット設定の「このチャットアプリケーションを使用する」の前の✓が緑色になっているかご確認ください。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check チャット設定の入力内容が合っているかご確認ください。今一度、LINEWORKS Developer Consoleから値をコピーし、設定をお試しください。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check チャット設定の「ユーザーID」に設定のLINEWORKSアカウントを削除されていないか、LINE WORKSにログイン時のアカウント(例:hogehoge@testtest)の@以前の文字列(例:hogehoge)になっているかご確認ください。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check 初期設定の際に、チャット設定の「基本通知先ルームID」を未入力の状態で「設定を保存」し、テスト通知されているかご確認ください。テスト通知後に「ルームIDの作成する」をクリック、ルームIDの入力し、再度テスト通知する流れとなります。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check 通知先ルームにRECEPTIONIST Botが追加されているかご確認ください。
詳細はこちら:来客通知用トークルームの作成とBotを招待
Check「Server List(固定IPタイプ)」の「Token満了日」が「満了」になっていないかご確認ください。
※確認方法:LINE WORKS管理者でDeveloper Consoleを開く>「Server List(固定IPタイプ)」でRECEPTIONISTの「Token満了日」を確認>「満了」の場合は「Token再発行」し、RECEPTIONIST管理画面のチャット設定に新しいTokenを設定。
来客通知がプッシュ通知されないとき
来客通知がPCへプッシュ通知されない場合は、LINE WORKSで通知を気付きやすくする方法のヘルプページでLINE WORKSの通知設定を確認しましょう。
Next… 『3.受付アプリ設定』(作業目安:10分~)