入館証の印刷(エンタープライズプラン以上)
この機能は、エンタープライズプラン以上でご利用いただけます。
受付時に入館証を発行し、無人受付でも来客者を把握
有人受付の場合は、受付時にネックストラップ付きの入館証をお客様にお渡しすることで、お客様を区別できます。
無人受付でも同じようにお客様を区別できるようにするため、受付時に自動で入館証印刷ができます。お客様に印刷されたシール・レシート形状の入館証を身に着けていただくことで、お客様を区別することができます。
もくじ
入館証の印刷項目・レイアウト
事前準備(対応プリンター)
設定方法
入館証の印刷項目・レイアウト
印刷設定・印刷項目の選択
受付のボタンごとに印刷のON/OFF、印字する項目を設定することができます。
(ボタンごとに表示できる項目が異なります。)
詳細は『【4】ボタン設定』をご覧ください。
何の目的で来られたお客様かわかるよう、ラベル(初期設定:VISITOR)に来客の目的の設定もできます。
▼ラベル名の例
・一般の来訪者:VISITOR(初期設定)
・面接の方:JOB INTERVIEW
・セミナー出席の方:セミナー参加
通常レイアウト(3種類)
例)受付コード
例)担当者の名前を検索
例)受付コード
退館用コードを印字するレイアウト(2種類)
Checkプレミアムプランのみ選択可能です。
(退館用QRコード印字)
※こちらのQRコードで受付(入館)することはできません。
(退館用コード印字)
上記のレイアウトを元に個別にレイアウト調整も可能
CheckRECEPTIONISTのiPadアプリ v1.10.0 以上でご利用可能です。
利用可能なレイアウトを元に、表示項目の位置とサイズを個別に調整もできます。
ゲート連携専用レイアウト
Checkゲート連携している場合は専用レイアウトになります。
レイアウト変更や印字位置調整をご希望の場合、以下フォームにて、こちらからご依頼ください。
【ゲート連携専用レイアウト変更依頼フォーム】
・管理者のメールアドレス( or iPadの端末ID):
・変更希望内容: 非表示にしたい項目・順番を入れ替えたい項目等
事前準備(対応プリンター)
入館証印刷の設定に以下が必要になりますので、ご準備ください。
・RECEPTIONISTの管理者アカウント
・受付でご利用のiPad
・対応プリンターとその付属品
・その他、プリンターごとに必要な物(詳細は、下記ご確認ください)
対応プリンター
EPSON社のレシートプリンター
(初期設定が簡単で印刷が早く、ロール紙のコスト・ロール紙の交換頻度を抑えられます)
RECEPTIONISTのiPadアプリ1.7.11以上が必要です。
Check
・接続方法は有線のみに対応。ネットワーク接続には非対応のため、オプションの無線LANユニットは不要です。
・プリンターとiPadを接続するため、有線ケーブルが別途必要です。
TM-m30Ⅱ-H:USB Type-A to Lightning(又はType-C)
TM-m30Ⅲ-H:USB Type-C to Lightning(又はType-C)
・古いケーブルなどの場合、データ伝送をサポートしていない場合もあるため、iPadに附属しているケーブル等を流用ください。
・プリンター付属の電源コンセントが3ピンの場合があるため、必要に応じ変換アダプタも別途必要です。
・印刷される入館証はシールタイプではないため、必要に応じてネックストラップをご準備ください。
■レシートロール紙
brother社のシールプリンター
Check
・無線LAN、有線LANのどちらでも接続が可能です
・Bluetoothでの接続はできません
・プリンターの初期設定にPCが必要になります
(Windows PCでQL-720NWとiPadの接続設定を行う場合、設定方法についてはbrother社にお問い合わせください)
・無線LANの場合、Wi-Fiヘルツ帯2.4GHzが必要です
(プリンターが2.4GHzのみ対応)
Tipsファームウェアを更新する方法 Windows(brother社公式サイト)
■シールカートリッジ
設定方法
【1】プリンターとiPadの接続
【1-1】EPSON社プリンターの場合
【1-1】brother社プリンターの場合
【2】iPadアプリ「RECEPTIONIST」のアプリ設定画面にログイン
【3】プリンター設定
【4】ボタンごとの設定
【1】プリンターとiPadの接続
CheckWindows PCでQL-720NWとiPadの接続設定を行う場合、設定方法についてはbrother社にお問い合わせください。
【1-1】EPSON社プリンターの場合
有線LANをご利用の場合は、EPSON社のTM-m30Ⅱ-H詳細取扱説明書(P79~83)またはTM-m30Ⅲ-H詳細取扱説明書(P32~35)を参照し、ネットワークとプリンターとiPadを接続してください。
iPadがWi-Fiに接続されている場合は、以下手順でプリンターとiPadを有線で接続してください。接続の設定方法は以下の[▶クリック]をクリックすると表示されます。
【1-2】brother社プリンターの場合
プリンターをiPadと同じネットワークに接続してください。接続の設定方法は以下の[▶クリック]をクリックすると表示されます。
CheckBluetooth接続ではご利用いただけないため、無線LANネットワークで設定してください。
Tips
下記はQL-820NWB/QL-820NWBcで設定した場合の設定例です。こちらを参考に、ご自身の環境に合わせたソフトウェアをダウンロードのうえ、プリンターの無線LANネットワーク設定を行ってください。
※PCを利用した設定が必要です。
【2】iPadアプリ「RECEPTIONIST」のアプリ設定画面にログイン
【3】プリンター設定
TipsRECEPTIONISTのiPadアプリ v1.10.0 以上での画面手順となっております。v1.10.0未満の場合には、アプリを最新にバージョンアップしてから設定をお願いします。
■プリンターとの連携設定
iPadアプリの設定画面にログインし、下の方にある「プリンター設定」の右端の鉛筆アイコンをタップします。
※誤って「許可しない」を押した場合は、「設定」アプリ(歯車アイコン)>「プライバシー」>「ローカルネットワーク」>「RECEPTIONIST」をONにしてください。
CheckEPSONプリンターが表示されない場合は以下ご確認ください。
・EPSONプリンターの電源が入っているか
・EPSONプリンターとiPadが接続されているか
接続できているとプリンタに接続先の情報が印刷されます。
※プリンターが表示されない場合(brother社プリンター使用時)
IPアドレスを直接指定することで設定可能です。
1)「編集」の鉛筆マークをタップします。
2)プリンター機種の選択画面が表示されるので、設定する機種を選択してください。
3)「プリンターの編集」にプリンターのIPアドレスを直接入力し、「OK」をタップします。
※プリンターのIPアドレスの確認方法
brotherプリンタ本体[Menu]ボタン>[無線LAN]>[無線LANステータス]>[インフラストラクチャ]>「IP Addr」がIPアドレスになります。
次のような画面になり、設定完了です。
※IP指定でもプリンターと接続できない場合(brother社プリンター使用時)
以下をご確認ください。
・IP指定で入力したプリンターのIPアドレスに誤りがないか
・iPadとプリンターが同じネットワーク(SSID)に接続されているか
※プリンターのネットワーク(SSID)の確認方法
brotherプリンタ本体[Menu]ボタン>[無線LAN]>[無線LANステータス]>[インフラストラクチャ]
※iPadのネットワーク(SSID)の確認方法
iPadホーム画面>[設定]アプリ(歯車マーク)>[Wi-Fi]
・接続しているネットワークは2.4GHz帯になっているか
・プリンターのWi-FiがONになっているか
※Brotherプリンタ本体 Menuボタン>無線LAN>無線LAN(On/Off)
・プリンターのネットワークモードが「インフラストラクチャ」もしくは、「インフラ&ダイレクト」になっているか
※Brotherプリンタ本体 Menuボタン>無線LAN>ネットワークモード
・iPadのローカルネットワーク設定がONになっているか
※「設定」アプリ(歯車アイコン)>「プライバシー」>「ローカルネットワーク」>「RECEPTIONIST」
※ローカルネットワークに「RECEPTIONIST」が表示されない場合は、
iPadアプリの右上の歯車マーク>ログイン>プリンター設定の「鉛筆マーク」>右下の「Test print」>「RECEPTIONISTがローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続を求めています。」とポップアップが表示されるので「OK」
・プリンターの設定が誤っていないか
・無線LANやポケットWi-Fiの設定でプライバシーセパレーターの機能を設定していないか
・ポケットWi-Fiをご利用の場合、ポケットWiFiに接続できるデバイスを制限していないか
・受付iPadで、以下Brother公式アプリの「Brother iPrint & Label」をインストールしていただき、印刷可能かご確認ください。
アプリ上の歯車マークでプリンターが検出されるかご確認ください。
※Brother iPrint & LabelはRECEPTIONISTと同じ通信のシステムを利用しています。
・プリンターをリセット(初期化)し、プリンターを再設定ください。
※QL-720NWのリセット方法
※QL-820NWB/QL-820NWBcのリセット方法
・iPadのRECEPTIONISTアプリをアンインストール後、再インストールをお試しください。
・Wi-Fiのルーターを再起動ください。
【4】ボタンごとの設定
次に、各ボタンごとの印刷設定を行います。
Checkプリンター設定をしただけでは印刷はされません。ボタンごとの設定が必要です。
TipsRECEPTIONISTのiPadアプリ v1.10.0 以上での画面手順となっております。v1.10.0未満の場合には、アプリを最新にバージョンアップしてから設定をお願いします。
プリント項目設定
Check「カスタムフィールド回答」を印刷する場合の注意点が以下になります。
RECEPTIONISTのiPadアプリ v1.10.0 以上でご利用可能です。
固定レイアウトだと納まりきらない場合があるため、個別にレイアウト調整を行って印字テストをしたうえで、ご利用ください。
カスタムフィールド回答で印刷される内容は、
{カスタムフィールドの管理名}:{iPad上で入力いただいた回答}
になります。
・1行で印字可能な文字数の目安が、管理名と回答を合わせて約15文字ほどになります。
・iPad上で表示されたカスタムフィールドが全て印字されます。
・カスタムフィールドの印刷可能な個数の目安が、7個ほどになります。
・Web管理画面上のカスタムフィールドの設定で、「管理名」が未設定の場合、空白で印刷されます。
※カスタムフィールドについてはこちらをご覧ください。
▼レイアウト1,2
・全角の場合は17文字ほど
・半角の場合は23文字ほど
▼レイアウト3~5
・全角の場合は26文字ほど
・半角の場合は36文字ほど
※レイアウトの種類はこちらをご覧ください。
■「受付コード入力する」ボタンのプリンター設定
受付コード入力するボタンからの来客では、下記の項目を印刷することが可能です。
Checkこちらの設定はQRコードでの受付にも反映されます。
・ロゴ
・来訪者企業名
・来訪者名
・受付コード
・会議タイトル
・会議室
・カスタムフィールド回答
■担当者の名前を検索するボタン
担当者の名前を検索するボタンからの来客では、下記の項目を印刷することが可能です。
・ロゴ
・来訪者企業名
・来訪者名
・担当者名
・カスタムフィールド回答
■カスタムボタン
カスタムボタンからの来客では、下記の項目を印刷することが可能です。
プリンタレイアウト選択
入館証のレイアウトを選択します。
Checkゲート連携している場合は専用レイアウトになります。変更をご希望の場合は、こちらを参照いただきご連絡ください。
Tips一番最後までスライドすると、レイアウトを個別に調整できるパターンもあります。
Check 入館証に退館用コード・QRコードを印刷する場合には、退館用コードを印刷できるレイアウトを必ず指定してください。
個別にレイアウトを調整する場合
CheckRECEPTIONISTのiPadアプリ v1.10.0 以上でご利用可能です。
「プリントレイアウト選択」を最後までスライドすると、表示項目の位置とサイズを個別に調整できます。
・印字項目の右下の矢印:拡大縮小
・印字項目の中央の矢印:位置変更
■テスト印刷
入館証控えの印刷設定
これで設定は完了です。アプリ設定画面の左上に「←」ボタンを押して待受画面に戻り、動作確認をしてください。