この機能は、エンタープライズプラン以上でご利用いただけます。
SalesforceとRECEPTIONISTの連携をすると、アポイントメント作成時の「来訪者情報」にSalesforceの以下情報を反映できます。(OAuth2.0)
・リードに登録されている情報
・取引先責任者に登録されている情報
一度連携設定を行えば全社員に設定が反映されます。
アポイントメント作成時の会社名やメールアドレスの入力が不要になるので、Salesforceを利用している場合にはぜひご利用ください。
RECEPTIONIST管理画面やOutlookのRECEPTIONISTアドインに対応しております。RECEPTIONISTのChrome拡張機能は対応しておりません。
調整アポ(候補提案型)の場合、「受付コードを発行する」にチェックありのときのみ対応しております。
事前確認
1. Salesforce連携可能なSales Cloudエディションか
ご利用のSalesforceのSales Cloudエディションが連携可能かどうか以下ご確認ください。
・Essentials:連携不可
・Professional:別料金の「WEBサービスAPI」お申込みの場合のみ連携可能
・Enterprise以上:連携可能
SalesforceのSandbox環境とは連携できませんのでご注意ください。
2. Salesforce側でIPアドレス制限をしていないか
Salesforceのシステム管理者アカウントにIPアドレス制限をかけられている場合は、RECEPTIONISTサーバーのIPアドレス(13.115.181.254)のアクセス許可が必要となります。
Enterprise Edition、Unlimited Edition、Performance Edition、Developer Edition をご利用の場合、以下手順で設定をお願いします。その他のエディションは、
SalesforceのHelpをご参考くださいませ。
[ログイン IP アドレスの制限] の項目にて「ログイン IP の制限はありません。ユーザはどの IP アドレスからでもログインできます。」と表示されている場合は、こちらの設定は不要です。
【1】Salesforce側での事前設定
ご利用されているインターフェースを以下からご選択いただき、ご設定ください。
Lightning Experience版をご利用の場合
Salesforce Classic版をご利用の場合
Lightning Experience版をご利用の場合
基本情報の入力
Item Name | Detail |
---|---|
接続アプリケーション名 | 任意の文字列(例:RECEPTIONIST) |
API参照名 | 任意の文字列(例:RECEPTIONIST) |
取引先責任者 メール | 設定しているご自身のメールアドレスをご入力ください。 |
API (OAuth 設定の有効化)
4. API (OAuth 設定の有効化)項目で、以下4箇所を設定します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
Item Name | Detail |
---|---|
① OAuth 設定の有効化 | チェックを入れます。 |
② コールバック URL | 以下URLを入力してください。 https://app.receptionist.jp/visitor_setting |
③ 選択したOAuth範囲 |
以下2つを選択してください。 ・「APIを使用してユーザデータを管理(api)」 ・「いつでも要求を実行(refresh_token,offline_access)」
Check
該当の選択肢がない場合、()内が合致しているものをご選択ください。 |
④ サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange (PKCE) 拡張を要求 | チェックを外します。 |
保存をクリックする

新規接続アプリケーションの確認画面で次へをクリック
設定内容の全体確認
7.
( 画像をクリックすると拡大表示します )
表示された「接続アプリケーションを管理する」画面の、
① コンシューマ鍵
② コンシューマの秘密
の2点をコピーして手元に控え、アプリが有効になるまで10分程度待ちます。
Salesforce -Lightning Experience版-の事前設定は以上となります。
続いて、RECEPTIONIST側の設定を行いましょう。
Salesforce Classic版をご利用の場合
Salesforceにログイン
「アプリケーションを管理する」をクリック
「接続アプリケーション」の「新規」をクリッ
基本情報内を入力
Item Name | Detail |
---|---|
接続アプリケーション名 | 任意の文字列(例:RECEPTIONIST) |
API参照名 | 任意の文字列(例:RECEPTIONIST) |
取引先責任者 メール | 設定しているご自身のメールアドレスをご入力ください。 |
API (OAuth 設定の有効化)の設定
5. API (OAuth 設定の有効化)項目で、以下4箇所を設定します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
Item Name | Detail |
---|---|
① OAuth 設定の有効化 | チェックを入れます。 |
② コールバック URL | 以下URLを入力してください。 https://app.receptionist.jp/visitor_setting |
③ 選択したOAuth範囲 |
以下2つを選択してください。 ・「APIを使用してユーザデータを管理(api)」 ・「いつでも要求を実行(refresh_token,offline_access)」
Check
該当の選択肢がない場合、()内が合致しているものをご選択ください。 |
④ サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange (PKCE) 拡張を要求 | チェックを外します。 |
保存をクリックする

新規接続アプリケーションの確認画面で次へをクリック
新規接続アプリケーションの設定内容を確認
8.
( 画像をクリックすると拡大表示します )
表示された「接続アプリケーションを管理する」画面の、
① コンシューマ鍵
② コンシューマの秘密
の2点をコピーして手元に控え、アプリが有効になるまで10分程度待ちます。
Salesforce -Salesforce Classic版-の事前設定は以上となります。
続いて、RECEPTIONIST側の設定を行いましょう。
【2】RECEPTIONIST側での連携方法
RECEPTIONIST管理画面でSalesforce連携の設定を開始
RECEPTIONIST管理画面を開きます。
管理者メニュー > 「来訪者設定」 > 「来訪者連携」タブの「Salesforce」右側の「・・・」をクリックします。
コンシューマ鍵と秘密を入力して接続
①「コンシューマ鍵」
②「コンシューマの秘密」
を、それぞれコピー&ペーストし、「Salesforceに接続する」をクリックします。
このとき、SalesforceにSalesforceシステム管理者でログインした状態で接続を行ってください。
Salesforceのアクセス許可を承認
連携完了の表示を確認
エラー表示が出る場合
・作成したアプリが有効になっていない可能性があります。10分程度時間を置いて再度お試しください。
・「【1】Salesforce側での事前設定」の内容が誤っている可能性があります。設定内容を変更した場合は、保存後10分程度時間を置いて再度お試しください。
・入力した「鍵」もしくは「秘密」に誤りがある可能性があります。コピー内容に誤りがないかご確認ください。
お疲れさまでした!
以上でSalesforceとの連携設定は完了です。
Salesforce連携後の注意点
『【2】RECEPTIONIST側での連携方法』でSalesforce連携時に使用したSalesforceシステム管理者アカウントが無効・削除されますと、Salesforce連携の接続が切れますのでご注意ください。
『【1】Salesforce側での事前設定』の接続アプリケーションを作成したSalesforceシステム管理者アカウントを無効・削除されても、Salesforce連携に影響ございませんのでご安心くださいませ。
来訪者情報をSalesforceから取得する方法
各社員ごとの設定は不要で、アポイントメントの来訪者情報に氏名を入力した際にSalesforce上のリード・取引先責任者が表示されます(最大10件まで)。
該当する来訪者を選択すると、Salesforceに登録されている会社名・メールアドレスが自動で入力されます。
一度設定を行うだけで全社員さまが利用可能な機能ですので、ぜひお役立てください。