アポイントメントを事前登録して当日の受付で使える受付コードを発行する際に、
「クラウド版 サイボウズ Garoon」と連携することが可能です。
まずは、ご利用のGaroonが連携可能かどうか、「事前確認」をご確認ください。
候補提案型調整アポには未対応となっております。
事前確認
1. お使いのGaroonがクラウド版か
クラウド版は、連携が可能です。
パッケージ版は、連携に対応しておりません。
お使いのGaroonがクラウド版かパッケージ版か確認する方法:
- Garoonの画面最下部のフッターをご確認ください。
- 「Cybozu Garoon」のみ記載の場合は、クラウド版になります。
- 「Cybozu Garoon Version x.x.x」と記載の場合は、パッケージ版になります。
2. お使いのGaroonのcybozuドメインが「.cybozu.com」か
ドメイン「.cybozu.com」のみ連携可能です。
今後、ドメイン「.cybozu.cn」にも対応を予定しております。
1. Garoon管理者アカウントでGaroonにログイン>「歯車マーク」>「cybozu.com共通管理」をクリックします。
2. 画面の上部の「ドメイン」をご確認ください。
3. Garoon側でIPアドレス制限をしていないか
GaroonでIPアドレス制限をかけられている場合は、RECEPTIONISTサーバーのIPアドレス(13.115.181.254)のアクセス許可が必要となります。
事前設定_cybozu.comの設定
cybozu.comへのAPIリクエストを認証するために、cybozu.comにRECEPTIONISTのOAuthクライアントを登録し、連携利用ユーザーを設定する必要があります。
こちらではその手順をご説明いたします。
Garoon共通管理画面にアクセス
1. Garoon管理者アカウントでGaroonにログイン>「歯車マーク」>「cybozu.com共通管理」をクリックします。
サブドメインを確認してメモ
2. 画面上部の、.cybozu.com以前の文字列がサブドメインになります。
この後の 『事前設定_RECEPTIONIST管理画面の設定』 で使用しますので、メモ帳などに保存しておきましょう。
OAuthクライアントの追加画面を開く
3. 「システム管理」>「外部連携」>「OAuthクライアントの追加」をクリックします。
OAuthクライアント情報を入力して保存
4. 各項目を入力し、「保存」をクリックします。
| Item Name | Detail |
|---|---|
| ① クライアント名 | 「RECEPTIONIST」など分かりやすい名称を入力してください。 |
| ② クライアントロゴ |
省略可。よろしければ、以下の画像をご利用ください。 1クリックダウンロード |
| ③ リダイレクトエンドポイント | 「https://app.receptionist.jp/info/integrations」と入力してください。 |
クライアントIDとクライアントシークレットを保存
5. 保存後、「クライントID」と「クライアントシークレット」が自動生成されますので、メモ帳などに保存しておきましょう。
この後の 『事前設定_RECEPTIONIST管理画面の設定』 で使用いたします。
連携利用ユーザーを設定する
6. 追加したRECEPTIONISTクライアントの「連携利用ユーザーの設定」をクリックします。
OAuthの利用を許可するユーザーを選択
7. OAuthの利用を許可するユーザーにチェックを入れ、「保存」をクリックします。
利用連携ユーザーのみRECEPTIONISTでGaroon連携が可能になります。
事前設定_RECEPTIONIST管理画面の設定
RECEPTIONIST管理画面で外部連携画面を開く
Garoonの設定画面を開く
2. タブ「外部連携」でGaroonの「設定」をクリックします。
Garoon連携情報を入力して保存
3. 表示された以下項目を入力し、「保存する」をクリックします。
| Item Name | Detail |
|---|---|
| ① サブドメイン |
『事前設定_cybozu.comの設定』の1で保存したサブドメインを入力してください。 .cybozu.com以前の文字列がサブドメインになります。 |
| ② クライアントID | 『事前設定_cybozu.comの設定』の5で保存したクライアントIDを入力してください。 |
| ③ クライアントシークレット | 『事前設定_cybozu.comの設定』の5で保存したクライアントシークレットを入力してください。 |
「設定」ボタンの横に「認証済み」と表示されたことを確認します。

以上で事前設定は完了です。
この後は社員一人ひとりが管理画面にログインし、以下の『Garoonの連携方法』を行ってください。
Garoonの連携方法
RECEPTIONIST管理画面から外部連携画面を開く
Garoonログイン名の入力と保存
「Garoonログイン名」を入力し、「保存する」をクリックします。
「Garoonログイン名」が保存されますと、「接続」がクリックできる状態になります。
Garoonログイン名の確認方法:Garoonにログイン>右上のご自身のアカウント名をクリック>「アカウント設定」>タブ「ログイン名とパスワード」
Garoonに接続する
Garoonの承認画面で許可を与える
Garoonにログインしていない場合は、ログイン画面が表示されますのでログインしてください。
Garoon連携完了メッセージの確認
5. 連携が正常に完了すると 「Garoon連携しました。」 というメッセージが画面上部に表示されます。
接続解除ボタンが表示されていれば連携完了
正常にGaroon連携できない場合、以下ご確認ください。
・「Garoonログイン名」を正しく入力されているかご確認ください。
※Garoonログイン名の確認方法:Garoonにログイン>右上のご自身のアカウント名をクリック>「アカウント設定」>タブ「ログイン名とパスワード」
以下はGaroon管理者・RECEPTIONIST管理者でご確認ください。
・Garoonアカウントがcybozu.com側で連携利用ユーザーに設定されていない可能性がございます。Garoon管理者アカウントで
『事前設定_cybozu.comの設定』の6、7の設定をご確認ください。
・『事前設定_RECEPTIONIST管理画面の設定』で設定の値が誤っている可能性がございますので、再設定をお試しください。
これでGaroon連携は完了です。
Garoon連携時の注意点
外部連携について
GaroonとGoogle Workspace/Microsoft365の同時連携はできませんので、ご注意ください。
例えば、Garoonと連携して登録したアポイントメントを、Google Workspace/Microsoft365と連携している状態で変更・削除を行いますと、カレンダー連携に不整合が発生いたします。
そのため、Garoonと連携して登録したアポイントメントを編集する場合には、Garoonと連携している状態で変更・削除。といった同一の連携状態での操作をお願いします。
GaroonとZoomの同時連携は可能です。
Garoon連携でできること
RECEPTIONISTで登録したアポイントメントを、Garoonカレンダーに自動登録
RECEPTIONISTでアポイントメント作成時に、会議室(リソース情報)の空き状況が確認可能
アポイントメントの担当者として登録した社員がGaroonカレンダー連携をしている場合は、その社員のカレンダーにも自動で予定を登録
RECEPTIONISTで登録したアポイントメントを、Garoonカレンダーに自動登録
RECEPTIONISTでアポイントメントの登録をし、同様に普段お使いのスケジューラーにも予定を登録するとなると二度手間になってしまいます。
Garoon連携の場合は、RECEPTIONISTの管理画面から登録したアポイントメント情報が、そのままGaroonカレンダーの予定として自動登録されます。
Garoonカレンダーの予定のタイトル
・アポ作成時に登録した会議タイトル名で登録されます。
・受付コードを発行した場合は、来訪: 会議タイトル名 で登録されます。
・会議タイトル未設定の場合は、お客様の社名:氏名が登録されます。
RECEPTIONISTでアポイントメント作成時に、会議室(施設情報)の空き状況が確認可能
アポイントメント作成時にGaroonカレンダーの会議室情報(施設情報)も参照でき、さらには空き会議室のみ表示のため、Garoonカレンダーよりも便利に予定を登録することが可能です。
アポイントメントに担当者として登録した社員がGaroonカレンダー連携をしている場合は、その社員のカレンダーにも自動で予定を登録
日々のアポイントメント作成にご活用ください。




















