チャットワークのIDとは
各社員に直接来客通知を届けるため、各社員のチャットワークのIDを把握する必要があります。
チャットワークのIDは以下2種類で、どちらのIDでも設定が可能です。アカウントID、チャットワークIDについて、違いを含めてご案内いたします。
すでに全社員のID情報が準備できている場合は、一括登録用のCSVファイル作成を進めましょう。
アカウントIDとチャットワークID
どちらもアカウントを特定するために用いられるIDですが、ID情報を取得するまでのステップや管理方法が異なります。
以下では、それぞれのIDの違いについてご案内します。
アカウントID(識別ID)とは
アカウントID(別名:識別ID)は、あらかじめ各アカウントに設定されている固定のIDで、利用者が変更することはできません。
- ビジネス版/エンタープライズ版チャットワークをご利用の場合、管理者が一括取得・管理できます。
- ChatworkのCSVデータ上では「識別ID」または「accountID」と表記されています。
- RECEPTIONISTでは、これをアカウントIDと統一して呼称しています。
チャットワークIDとは
チャットワークIDは、利用者本人が自由に設定・変更可能なIDです。
- 初期状態では設定されていないため、利用者が任意で設定する必要があります。
- いつでも変更可能であり、管理者が一括管理することはできません。
- 管理者が社員本人に確認して、個別にIDを収集する必要があります。
2つのIDの違い(図解)
どちらのIDで登録すべき?
ビジネス版/エンタープライズ版チャットワークをご利用の場合は、管理者が一括管理できるアカウントIDでのご登録がおすすめです。
チャットワークIDは個別確認が必要なため、人数が多い場合は手間がかかります。
ビジネス版/エンタープライズ版チャットワークをご利用の場合
早速、全員分のアカウントIDを準備しましょう。アカウントIDの取得方法【管理者向け】をご確認下さい。
上記以外でご利用の場合
チャットワークIDで登録する場合、社員登録のフローをあらかじめ検討・決定しておくと、全社導入までに行うことが事前に見え、便利です。
それぞれのメリット・デメリットと合わせて、社員登録の全体フローをご紹介します。
【A】社員の作業なしで来客通知を利用可能にする方法
各社員の利用登録不要で来客通知が受け取れるようになる方法です。
・一括登録後、すぐに来客通知を受け取れる
・社員は利用登録メール対応不要
・各社員は、チャットワークIDを設定し、管理者へ報告するだけでよい
デメリット:
・管理者の入力項目が多い
(アカウントIDを各社員から申告してもらうか、チャットワークIDを設定して申告してもらう必要がある)
・各IDの報告があった社員からの登録になる
・各ID入手のための作業の催促や管理が面倒
【B】各社員に必要事項を入力してもらい、来客通知を利用可能にする方法
以下2つの手順で来客通知の利用を開始できます。[2]の利用登録が完了した社員から、来客通知を受け取れるようになる方法です。
- 管理者が、社員名とメールアドレスだけをCSVで用意してアップロード
- 各社員が、届いた利用登録メールから自身のアカウント登録を行う
・管理者の手間がほとんどない(社員名/メールアドレスのCSV一括登録のみ)
・各社員のビジネスチャットIDを調べなくてよい
デメリット:
・社員の手間や負担が多い
・社員によって登録完了までの時間にバラツキがあるため、通知が開始できるタイミングがそれぞれ異なる。
各社員が利用登録を行う場合、以下の手順となります。
現状に合わせ、最適な方法をお選びくださいませ。