2-5. チャット設定【LINE WORKS】【作業:約18分】
事前準備
・RECEPTIONISTの管理者アカウント
・LINE WORKSの管理者アカウント
CheckLINE WORKSのフリープランでも連携可能です。
もくじ
LINE WORKSの連携設定 【約5分】
RECEPTIONIST管理画面の設定 【約5分】
Botの設定 【約2分】
来客通知用トークルームの作成とBotを招待 【約2分】
トークルームのルームIDを確認 【約2分】
RECEPTIONIST管理画面にルームIDを設定 【約2分】
トークルームにメンバーを追加する方法
テスト通知がエラーになったとき
来客通知がプッシュ通知されないとき
このチャット設定ではLINE WORKS側の必要情報を準備し、RECEPTIONISTに登録する作業を行います。
早速、はじめていきましょう!
TipsLINE WORKSへの通知は、トークグループ宛の通知と設定したユーザーID宛のDM通知でのお知らせとなります。
LINE WORKSの連携設定 【約5分】
2-5(1)
LINE WORKS管理者にて、以下のDeveloper Consoleを開きます。
以下のボタンからアクセスできます。
※開かない場合は下記のURLにアクセスしてください
https://developers.worksmobile.com/jp/console/openapi/main
2-5(2)
『API ID』の項目で「発行」ボタンをクリックします。
Tips 既に発行済みでIDが表示されている場合には、そのまま後続の設定にお進みください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
2-5(3)
『API ID』の項目にIDが表示されますので、右の『コピー』をクリックして情報をコピーし、メモ帳などに保存して下さい。
(この後、2-5(9)の設定でRECEPTIONISTに登録する必要がある情報です。)
2-5(4)
『Server API Consumer Key』の項目で「発行」ボタンをクリックします。
Check『Service API Consumer Key』ではなく、『Server API Consumer Key』です。
紛らわしいので、ご注意くださいませ。
Tips 既に発行済みでKeyが表示されている場合には、そのまま後続の設定にお進みください。
すべての項目にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリックします。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
Tips 「Tokenの有効期間」は90日を推奨しております。Token(RECEPTIONISTの来客通知)を使用するたびに有効期間は延長されますが、有効期間が切れてしまう恐れがある場合は、有効期間を伸ばしてください。
Item Name | Detail |
① Tokenの有効期間 | 90日 にチェックを入れてください。 |
② Tokenの自動延長 | はい にチェックを入れてください。 |
入力後に「保存」をクリックします。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
2-5(5)
『Server API Consumer Key』の項目にkeyが表示されますので、下の『コピー』をクリックして情報をコピーし、メモ帳などに保存して下さい。
(この後、2-5(9)の設定でRECEPTIONISTに登録する必要がある情報です。)
2-5(6)
画面を下に進み、『Server List(固定IPタイプ)』の項目内にある『追加』をクリックします。
入力画面が表示されますので、必要項目を入力します。
Item Name | Detail |
① サーバー名 | 『RECEPTIONIST』等の任意の文字列を入力してください。 |
② Keyの選択 | 2-5(5) で登録されたKeyをプルダウンから選択してください。 |
② IP | 「13.115.181.254」 を入力してください。 |
上記の3つの項目を入力後、IP欄右にある「発行」をクリックします。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
2-5(7)
画面下のTokenエリアにToken文字列が表示されますので、右の『コピー』をクリックして情報をコピーし、メモ帳などに保存して下さい。
その後、中央の『同意して利用する』をクリックして画面を保存し、閉じます。
(この後、2-5(9)の設定でRECEPTIONISTに登録する必要がある情報です。)
RECEPTIONIST管理画面の設定 【約5分】
2-5(8)
次に、上記のDeveloper Console画面を開いた状態にして、RECEPTIONIST管理画面・チャット設定画面を開き、LINE WORKS行右端の『・・・』をクリックします。
2-5(9)
以下の必須項目をDeveloper Console画面のそれぞれからコピー・入力し、最後に「設定を保存」をクリックします。
Item Name | Detail |
① このチャットアプリケーションを使用する | チェックを入れてください。 |
② Token | 上記、2-5(7) でコピーした『Server List(固定IPタイプ)』項目のトークンを貼り付けます。 |
③ API ID | 上記、2-5(3) でコピーした『API ID』項目のIDを貼り付けます。 |
④ Server API Consumer Key | 上記、2-5(5) でコピーした『Server API Consumer Key』項目のKeyを貼り付けます。 Check『Service API Consumer Key』ではなく、『Server API Consumer Key』です。 紛らわしいので、ご注意くださいませ。 |
⑤ グループまたはドメイン名 | LINE WORKSにログインする際のアカウント(例:hogehoge@testtest)の@以降の文字列(例:testtest)を入力します。 |
⑥ ユーザーID | LINE WORKSにログインする際のアカウント(例:hogehoge@testtest)の@以前の文字列(例:hogehoge)を入力します。こちらが基本通知先(宛先が指定されなかったメッセージの通知先)となります。 Check宛先担当者のLINE WORKSユーザーIDが正しく指定されていない場合などもこちらに通知が来ますので、ご注意ください。 |
⑦ Domain ID | Developer Console画面から、左側にあるConsoleメニュー下部にある『Domain ID :』情報の数値をコピーして貼り付けます。 ![]() |
⑧ 基本通知先ルームID |
2-5(16)で設定を行いますので、今回の手順では未入力のままにしておいてください。 Checkトークルームの基本通知先(宛先が指定されなかったメッセージのトークルーム通知先)となります。宛先担当者のLINE WORKSルームIDが指定されていない場合などもこちらに通知が来ますので、ご注意ください。 |

2-5(10)
通知テストをしてみましょう。

ご参考:テスト通知がエラーになったとき

お疲れ様でした! これでRECEPTIONIST管理画面の設定は完了です。
続いて、トークルームを利用して通知をする場合は、次の手順に進んでください。
Botの設定【約2分】
ここではトークルーム宛に通知が届くように設定を行います。
この設定を行うことで担当者宛のDM(ダイレクトメッセージ)だけでなく、グループ宛に通知を行えるため、ビジネスチャット上でコミュニケーションしながらお客様の対応が行えるようになります。
Check こちらの設定前に、必ず2-5(10)までの設定が正常に完了していることを確認してください。
2-5(11)
LINE WORKS管理者にて、Developer Console(https://developers.worksmobile.com/jp/console/openapi/main)を開きます。
左側メニューの「Bot」>Bot一覧で「RECEPTIONIST」を選択>「修正」>「トークルームへの招待」で 「複数人のトークルームに招待可」にチェック>「保存」をしてください。
2-5(12)
LINE WORKS管理者にて、LINE WORKSを開きます。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
上部メニューのアイコンより「サービス」をクリックし、左側メニューより「Bot」を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
「RECEPTIONIST」のBotをクリックします。
( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )

( 画像をクリックすると拡大表示します )
これで、「RECEPTIONIST」のBotをトークルームに招待する準備が整いました!
早速、Botをトークルームに招待しましょう。
来客通知用トークルームの作成とBotを招待【約2分】
2-5(13)
LINEWORKS左上の「トークルームを作成」をクリック、「メンバーを選択」で2名以上選択し、「OK」をクリックし、通知用のトークルームを作成。
Checkご自身以外にトークルームに参加するメンバーがいない場合は、「メンバーを選択」で自分と次の2-5(14)でトークルームに追加予定の「RECEPTIONIST」のBotを選択してください。
Check既存のトークルームに通知する場合は、トークルームの作成は不要です。
2-5(14)
通知先のトークルームにBotを追加します。
Check PCアプリ版LINE WORKSでは正常に操作できない場合がありますので、ブラウザ版LINE WORKSから行ってください。
LINE WORKSのトーク画面で、該当トークルームを選択します。右上に表示された「・・・」をクリックして『招待』を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
「RECEPTIONIST」のBotにチェックをつけて、「招待」をクリックします。
CheckBotが表示されない場合は、『Botの設定』が正しく設定されているかご確認ください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
トークルームに、「RECEPTIONIST」のBotが追加されたことを確認します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
トークルームのルームIDを確認【約2分】
2-5(15)
該当のトークルーム上で、招待したBot宛に以下のメッセージを投稿します。
@追加したBot名 this roomid
追加したBot名が「RECEPTIONIST」のままご利用されている場合には、以下の通りメッセージを投稿してください。
@RECEPTIONIST this roomid
このメッセージをBot宛に投稿することで、自動的にBotがルームIDが返ってきますので、その値をメモして次のSTEPに進んでください。
※画像例(ルームID:90104994)
Checkメッセージを投稿してもBotが反応しない場合には、『デベロッパーツールでルームIDを確認』の手順で個別にルームIDの確認をお願いします。
RECEPTIONIST管理画面にルームIDを設定【約2分】
2-5(16)

( 画像をクリックすると拡大表示します )
LINE WORKSのチャット設定画面で、入手したトークルームのルームIDを設定します。
Checkトークルームの基本通知先(宛先が指定されなかったメッセージのトークルーム通知先)となります。宛先担当者のLINE WORKSルームIDが指定されていない場合などもこちらに通知が来ますので、ご注意ください。

( 画像をクリックすると拡大表示します )
通知テストをしてみましょう。

上記チャット設定画面で指定したユーザーと、トークルーム宛に、RECEPTIONISTのBotから「テスト通知」が届けば、設定は正常に完了です。
▼ユーザー宛のテスト通知
▼トークルーム宛のテスト通知
Tips トークルームが指定されている場合は、指定されているユーザーとトークルームへそれぞれ通知が届きます。(実際の来客通知でも同様です。)
ご参考:
テスト通知がエラーになったとき
来客通知がプッシュ通知されないとき
Check 「テスト通知」を行わないと、RECEPTIONISTで作成したトークルームがLINE WORKS上に表示されませんので、ご注意ください。
▼ユーザー宛のテスト通知
▼トークルーム宛のテスト通知
Tips トークルームが指定されている場合は、指定されているユーザーとトークルームへそれぞれ通知が届きます。(実際の来客通知でも同様です。)
トークルームにメンバーを追加する方法
Check PCアプリ版LINE WORKSでは正常に操作できない場合がありますので、ブラウザ版LINE WORKSから行ってください。
LINE WORKSのメイン画面で、該当トークルームを選択します。右上に表示された「・・・」をクリックして『招待』を選択します。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
「組織図」タブを選択すると、社員一覧が表示されます。
該当社員の左側にあるチェックボックスにチェックをつけて、『招待』ボタンを押下することで追加することができます。
( 画像をクリックすると拡大表示します )
お疲れ様でした! これでチャット設定は完了です。
テスト通知がエラーになったとき
「テスト通知」をクリックした際にエラーが表示される場合は、まずは以下をご確認くださいませ。
Check チャット設定の「このチャットアプリケーションを使用する」の前の✓が緑色になっているかご確認ください。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check チャット設定の入力内容が合っているかご確認ください。今一度、LINEWORKS Developer Consoleから値をコピーし、設定をお試しください。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check チャット設定の「ユーザーID」に設定のLINEWORKSアカウントを削除されていないか、LINE WORKSにログイン時のアカウント(例:hogehoge@testtest)の@以前の文字列(例:hogehoge)になっているかご確認ください。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check 初期設定の際に、チャット設定の「基本通知先ルームID」を未入力の状態で「設定を保存」し、テスト通知されているかご確認ください。テスト通知後に「ルームIDの作成する」をクリック、ルームIDの入力し、再度テスト通知する流れとなります。
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定_2-5(9)
Check 通知先ルームにRECEPTIONIST Botが追加されているかご確認ください。
詳細はこちら:来客通知用トークルームの作成とBotを招待
Check「Server List(固定IPタイプ)」の「Token満了日」が「満了」になっていないかご確認ください。
※確認方法:LINE WORKS管理者でDeveloper Consoleを開く>「Server List(固定IPタイプ)」でRECEPTIONISTの「Token満了日」を確認>「満了」の場合は「Token再発行」し、RECEPTIONIST管理画面のチャット設定に新しいTokenを設定。
来客通知がプッシュ通知されないとき
来客通知がPCへプッシュ通知されない場合は、LINE WORKSで通知を気付きやすくする方法のヘルプページでLINE WORKSの通知設定を確認しましょう。
Next… 『3.受付アプリ設定』(作業目安:10分~)