2-8. チャット設定【Google Chat(Hangouts Chat)】【作業:約12分】
事前準備
・RECEPTIONISTの管理者アカウント
・Googleの特権管理者アカウント(「すべての組織部門」の「特権管理者」の権限)
Check有料のGoogle Workspaceアカウントが必要です。無料のGoogleアカウントとは連携できません。
CheckGoogleの特権管理者とは?:Google Workspace(G Suite)の特権管理者権限の確認
Googleの特権管理者アカウントのご用意が難しい場合
Googleアカウントに、ユーザーの読み取り権限(Google Chat IDの取得に使用)を付与していただき、このあとのチャット設定で、特権管理者の代わりにそのアカウントを使用してください。
▼ユーザの読み取り権限付与の方法
1.Google Admin>「管理者ロール」>「新しいロールを作成」>ロール情報の名前に『RECEPTIONIST連携用管理者』等を入力>「ユーザー」の「読み取り」にチェック>「続行」>「ロールを作成」
2.Google Admin>「ユーザー」の「管理」>権限を付与するユーザーの名前をクリック>「管理者ロールと権限」>右上の「鉛筆マーク」>1で作成した『RECEPTIONIST連携用管理者』を割り当て済みにする>組織を限定したい場合は、「すべての組織部門」から組織を選択>「保存」
もくじ
Google Chat通知先スペースの作成とメンバー追加 【約3分】
Google Chatのスペース作成
Google Chatのスペースにメンバー追加
Google ChatのWebhook設定 【約3分】
あとでWebhook URLをコピーする方法
Google Chatとの連携設定 【約2分】
RECEPTIONIST管理画面の設定 【約4分】
テスト通知がエラーになったとき/テスト通知が届かないとき
来客通知がプッシュ通知されないとき
Google Chat通知先スペースの作成とメンバー追加 【約3分】
すでに来客通知用チャットルームを作成済の場合
次の『Google ChatのWebhook設定』へスキップ
Google Chatのスペース作成
Tipsスペース名は来客通知であることが分かりやすい名称がおすすめです。特に指定がない場合は、「RECEPTIONIST」と入力してください。
Checkアクセス設定は企業ごとに表示が異なりますので、貴社のスペース作成ルールに合わせて設定してください。
Google Chatのスペースにメンバー追加
( 画像をクリックすると拡大表示します )
Tipsメールアドレスでも社員を検索可能です。また、グループをそのまま招待することも可能です。
お疲れ様でした!
これで通知先スペースの作成とメンバー追加は完了です。
Google ChatのWebhook設定 【約3分】
次に、RECEPTIONISTと連携させるためのGoogle Chat側の設定を行います。
Tips設定済みのWebhook URLを確認したいときは、以下1,2,4の手順で確認できます。
Check「+ Webhookを追加」が表示されないときは、「ユーザーにbotのインストールを許可する(Google公式サイト)」の「ユーザーが Chat で Webhook を追加して使用できるようにする」の設定をお願いします。
3.以下各項目を入力し、「保存」をクリックします。
Item Name | Detail |
① 名前 | 通知用Bot名になります。来客通知であることがわかりやすい名称がおすすめです。 特に指定がない場合、「RECEPTIONIST」と入れてください。 |
② アバターのURL | 通知用Botのアイコン画像となります。 ご準備されているアイコンがあれば、URLをご入力いただきアイコンを設定して下さい。 特にご指定がなければ、未設定のままで大丈夫です。 |
この後の設定でWebhook URLを使用しますので、メモ帳などに保存しておいてください。
お疲れ様でした! これでGoogle Chat(Hangouts Chat)側の設定は完了です。
あとでWebhook URLをコピーする方法
( 画像をクリックすると拡大表示します )
Google Chatとの連携設定 【約2分】
次に、RECEPTIONISTとGoogle Chatの連携設定を行います。
CheckRECEPTIONISTからGoogle Chatへの通知が正常に届かない場合には、再度こちらの連携設定を行って下さい。
1.ご利用のブラウザでGoogle ChatにGoogleの特権管理者アカウントでログインします。
CheckGoogleの特権管理者とは?:Google Workspace(G Suite)の特権管理者権限の確認
2.RECEPTIONIST管理者で「RECEPTIONIST管理画面」にログイン>「チャット設定」>Google Chatの「・・・」>「Start」をクリックします。
※Google審査前のアプリはこのような画面が表示されますが、RECEPTIONISTはすでに審査に出しており、現状も問題なくお使いいただけます。
(画像をクリックすると拡大表示します)
6.「Start」の下に「認証済み」と表示されていることを確認してください。
「認証済み」と表示されていない場合は、再度『Google Chatとの連携設定』をし直してください。
お疲れ様でした! これでRECEPTIONISTとGoogle Chat(Hangouts Chat)の連携設定は完了です。
RECEPTIONIST管理画面の設定 【約4分】
最後に、RECEPTIONISTの設定を行います。
1.「RECEPTIONIST管理画面」>「チャット設定」>Google Chatの「・・・」をクリックします。
2.以下項目を入力し、「設定を保存」をクリックします。
Item Name | Detail |
① このチャットアプリケーションを使用する | チェックを入れます。 |
② 基本通知先Webhook URL | 『Google ChatのWebhook設定』の4でコピーしたWebhook URLを貼り付けます。 |
③ 常に基本通知先に通知する | 来客通知を常に基本通知先にも通知したい場合はチェックをします。 Checkこの機能はエンタープライズプラン以上になります。 Tips 常に基本通知先にも通知するとは |
4.「テスト通知」をクリックし、テスト通知を行います。
ご参考:
テスト通知がエラーになったとき
来客通知がプッシュ通知されないとき
利用するチャットツールを、別のチャットツールからGoogle Chatに変更する場合は、
こちらの内容も合わせてご確認ください。
お疲れ様でした! これでチャット設定は完了です。
テスト通知がエラーになったとき/テスト通知が届かないとき
「テスト通知」をクリックした際にエラーが表示される場合は、まずは以下をご確認くださいませ。
Check チャット設定の「このチャットアプリケーションを使用する」の前の✓が緑色になっているか
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定の2
Check チャット設定の入力内容が合っているか
詳細はこちら:RECEPTIONIST管理画面の設定の2
Check Googleの特権管理者アカウント(またはユーザーの読み取り権限を付与したアカウント)でGoogle Chatにログインし、チャット設定の「Start」から再連携をお試しください
詳細はこちら:Google Chatとの連携設定
Googleの特権管理者とは?:Google Workspace(G Suite)の特権管理者権限の確認
Check チャット設定の「Start」から再連携時に使用したGoogleアカウントに特権管理者権限(またはユーザーの読み取り権限)が付与されているか
Googleの特権管理者とは?:Google Workspace(G Suite)の特権管理者権限の確認
Check チャット設定の「Start」の下に「認証済み」と表示されているか
詳細はこちら:Google Chatとの連携設定の6
Check GoogleのAPI権限の確認とRECEPTIONISTのホワイトリスト登録を行ってください。
詳細はこちら:API権限の確認・RECEPTIONISTのホワイトリスト登録
Check Google管理者でGoogle Admin(https://admin.google.com)にログイン>「アプリ」>「Google Workspace」>「Google Chat と従来のハングアウト」>「bot のインストール」の「ユーザーに着信 Webhook の追加と使用を許可する」がオンになっているかご確認ください。
※デフォルトの設定ではONになっております。
来客通知がプッシュ通知されないとき
来客通知がPCへプッシュ通知されない場合は、Google Chat(Hangouts Chat)で通知を気付きやすくする方法のヘルプページでGoogle Chat(Hangouts Chat)の通知設定を確認しましょう。
Next… 『3.受付アプリ設定』(作業目安:10分~)